使用しなくなってから必要のない物を置くだけになってしまった納屋。プライベートスペースとして再活用する為に大胆にデザインチェンジ。

納屋の中にあった物を全て出して洗浄し、必要のない物はいらないからと捨てたり壊したりするのではなくうまく残しながらペイントで再生。

壁や天井を白でペイントする事で明るさと開放感をもたせ、端材を利用してロフトへのはしごや建具、オリジナル家具を制作し設置。

本来なら捨ててしまうような物もうまく利用すればゴミも少なく、本当にここでしか作り上げる事の出来ないオリジナルな空間が生まれる。

外観もヴィンテージウッドにイラストを描いた見せる収納。穴の空いていた壁を埋めた痕を隠すためのペーパーペイントなど「目的＋デザイン」で、問題解決はしっかりとしながらもオリジナリティをだした。

ブロックの補強もあえて見せてデザインとして取り入れ、昔から「そこにある物なんだ」と感じさせながらも新しくもあるという「違和感のない違和感」を演出。